日時 | 2016年 1月16日(土曜日) | |
開催場所 | 新宿ロフトプラスワン |
「『宇宙戦艦ヤマト』をつくった男 西崎義展の狂気」(書籍) |
|
『「宇宙戦艦ヤマト」をつくった男 西崎義展の狂気』に栄えある大賞をいただき感激しております。 この世で会った最も獰猛な人物、これが西崎義展氏である。彼の人生が本書を書かせた。天才であり、狂人でもあった彼の人生は、たとえ原稿用紙1000枚でも書き足り無い程だった。爆薬を体に巻いて生きてきた。男のなかの男といいたい。 |
|
|
|
まず、読み物として、面白い。 アニメ業界の片隅で仕事をするようになって十年と少し、当時を知る方々から断片的に聞き及んでいた西崎義展氏の「伝説」が、ついにまとまった形で読めるようになったこの悦びたるや。さまざまな困難を乗り越え、本書を成立させた著者のおふたりならびに本書の関係者のみなさまには、どれほど感謝してもし足りないような気持ちがいたします。 西崎プロデューサーに関する噂話といえば、僕のようなアニメ業界の、さらにその周辺で働いているような人間の耳にも、なんだかんだと入ってくる。それはもちろん、面白おかしく誇張された噂話なのだろうけれど、しかしどんな突飛なエピソードであったとしても「西崎さんならありそうだな」 と思わせるだけの説得力があった。 |
|
宮昌太朗賞
|
東海村原八賞 |
μ's(スクールアイドル) |
「メカトロウィーゴ」(フィギュア) (モデリズム/小林和史) |
|||
現在のところ、μ'sはメディア稼働に関して積極的に取り組んでいない期間になっており、コメントも含めて、μ's本人の稼働は出来る限り控えております。 |
僕が「メカトロウィーゴ」を最初に作ったのは2011年の夏。 「ウィーゴ」はユーザーの皆さんが 素敵な賞を有難うございました!
|
|||
2010年、もともとはメディアミックス企画として、雑誌「電撃G's magazine」誌上で始まった「ラブライブ!」は、テレビアニメや精力的なライブ活動を経て、2015年に劇場映画が公開。さらには年末の「NHK紅 白歌合戦」出場という快挙を成し遂げた。その5年間は、いわゆる“オタク”的な価値観が私たちの日常のさまざまな場面に浸透/拡散していく5年間 だったともいえるし、いまだなお、さまざまな場面で抵抗や軋轢を生み出し続けている5年間だった、ようにも思う。 |
ワンダーフェスティバルに参加している一般のガレージキット・ディーラーが、個人でデザインして手売りしていたオリジナルのロボット『ウィーゴ』。それが、 |
志田英邦賞 |
藤田直哉賞 |
|
||||
小島秀夫(ゲームデザイナー) |
岡田斗司夫(評論家) |
|||
※現在調整中 |
※何度かご本人宛てにメッセージを送ったのですが、残念ながら何の返信もリアクションもありませんでした。 |
|||
彼が歩む道は常に険しかった。だけど、さまざまな障害が立ちはだかり、追い詰められたときに、彼は常に逆転の一手を放つ。そうやって道を切り開いてきた人物でもあった。『スーパーマリオブラザーズ』ブームに憧れてゲーム会社に入社したものの配属先はファミコン用ソフトの開発ではなく、MSX用のソフトの開発部署。そこで彼はオリジナル作品『メタルギア』を開発し、一躍注目を集めた。ゲームは子供向けのもの、と言われていた時代に、軍事の専門家からトレーニングを受け、海外取材を実施。コンピュータゲームを一流のエンタテインメントに導いた。『メタルギア』シリーズ、『スナッチャー』、『ポリスノーツ』、『ときめきメモリアルドラマシリーズ』、『メタルギアソリッド』シリーズ、『Z.O.E』シリーズ、『僕らの太陽』シリーズ、『P.T.』……。語る剣玉(コンピュータゲーム)を作り上げた彼が、新たな逆転の一手を放つ時を楽しみにしている。小島秀夫監督、約30年にわたるお勤めご苦労さまです。 |
まず、ぼくは、岡田さんに対するスキャンダルの、真偽を判断できない。贈賞意図も、よって、二分される。もし仮に、岡田さんが酷いことを実際にしていたのなら、これは、嘲笑と悪意を持った贈賞であるということになる。あるいは、岡田さんが、(仮に幾分かは事実であったとしても)捏造などによって不必要に炎上させられる被害を受けている可能性がある。その場合は、励ましの意味での贈賞となる。 |
前田久賞 |
奈良崎コロスケ賞 |
|
||||
上江洲誠(脚本家) |
「ど根性ガエルの娘」(コミックス) (KADOKAWA/アスキー・メディアワークス/大月悠祐子) |
|||
自分はオタクなのでアニメを作れる事が楽しいんです! また今回、実にタイミングが良かったと言いますか。
|
このたびは、奈良崎コロスケ賞をいただき、嬉しい気持ちでいっぱいです。 |
|||
そのご活躍ぶりを思うとあらためて賞をお出しするのは恥ずかしいような気持ちもあるのですが、昨年のお仕事(特に『アルスラーン戦記』と『蒼き鋼のアルペジオ−アルス・ノヴァ−Cadenza』)には特別に強い感銘を受けましたので、大変僭越ながら2015年度のオタク大賞個人賞を贈賞させていただきたいと思います。魂、震えました。今後も、アニメファンのツボを撃ちぬくエッジ感と、幅広いユーザーに届くメジャー感を両立させた、熱いお仕事を続けてくださることを楽しみにしております。 |
若くして成功したジャンプ作家の天国と地獄を、マンガ家となった娘が余すところなく(童貞喪失まで!)描き切る、そのど根性に脱帽しきりです。昭和40年代、父が池袋でハッピーという雀荘を経営していたときに吉沢先生が常連客でした(当時の吉沢先生の無茶苦茶なエピソードもよく聞かされています)。その縁もあって、僕が初めて雑司ヶ谷の小さな書店で初めて父に買ってもらったコミックスが『ど根性ガエル』の8巻でした。何度も何度も繰り返し読みました。そんな往年の読者にとっても『ど根性ガエルの娘』は胸が熱くなる作品です。これからも楽しみにしております。 |
ガイガン山崎賞 |
|
||||
『手裏剣戦隊ニンニンジャー』 忍びの34 |
||||
「2015年 ガイガン山崎賞受賞のお知らせに嬉しく思っています。 「このたびは思いがけない受賞のお知らせに、スタッフ一同忍ばずワッショイ喜んでおります。 |
|
|||
『世界忍者戦ジライヤ』——1984年生まれの自分にとって、きちんとエピソード単位で記憶している最初の変身ヒーロー番組だったりします。うっかり寝坊して獣忍マクンバの回を見逃したこと(ちなみに兄の回も……)、巨大磁雷神もマグネクロスDX磁気ジライヤも買ってもらえず、粘者シリーズのカラス天狗で我慢させられたこと、仲良しのヒロカズくんがやたらフクロウ男爵の真似をしてきて少しウザかったことなど、番組の外側の思い出も枚挙にいとまがありません。そして同時期の『仮面ライダーBLACK』や『超獣戦隊ライブマン』と違い、これまであまり振り返られる機会に恵まれなかったこともあって、今回の復活は衝撃&感激でした。最終回の、磁雷神と磁光真空剣が地球を去っていった展開を踏まえたくだりも嬉しかったなあ。
|
|