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日時 2009年 1月8日(木曜日)
開催場所 新宿ロフトプラスワン
アニメ『鬼太郎』
(墓場&第五期)
 

ヒジョーにウレチイです

水木しげる

この度は『墓場鬼太郎』を「日本オタク大賞2008」の大賞に選んで頂きまして、
大変光栄に思います。ありがとうございました。

「『最も古い鬼太郎』を最新の技術を駆使して、誰も観たことのない映像を作る」を
テーマにスタッフ一同、作品に取り組んで来ただけに感無量ですし、
水木しげる先生信奉者として『墓場鬼太郎』で受賞できたことは、この上ない喜びです。
『ゲゲゲの鬼太郎(第5期)』とともに、今後とも応援の程、何卒宜しくお願い致します。

『墓場鬼太郎』プロデューサー
東映アニメーション 梅澤淳稔

 

原作を可能な限り忠実で、かつポップな味付けをほどこした『墓場』。萌えとジャンプイズムの大胆な導入で新境地を開いた『ゲゲゲ第五期』。この両輪がアニメ放送40周年の08年を盛り上げました。
(藤津亮太)

『墓場鬼太郎』はファンたちが映像化不可能と思っていたものを見事にアニメ化したスタッフに感激。水木しげるの原点がここに。また本編で語らなかったのものの昨年は鉄腕アトムと鬼太郎のコラボなどもあり鬼太郎イヤーでした。
(鶴岡法斎)

原作へのリスペクト精神を随所にきっちりと発揮しつつ、回が増すごとに自由に、元気になっていく2000年代の『鬼太郎』。大好きなこの作品に、こうして賞を送らせていただけることを、心の底からうれしく思っています。放送前から話題を呼んでいたネコ娘も勿論イイのですが、僕の一押しキャラは、なんといっても上野ケンさんの溢れんばかりの情熱がキャラデザイン(の一部)に反映されたとしか思えない、雪女の葵ちゃん。あの大きさは反則です。日曜の朝からいいものをありがとうございました。三年目に突入する今年も、予想をいい意味で裏切り続けてくれることを期待しています!
(前田久)

 
 
 
東海村原八賞
 
志田英邦賞
 

浅井真紀

 

『モンスターハンターポータブル 2nd G』
 
 

何事かと我が目を疑いました。
オタク大賞は、近いようでずっと遠い場所にあるもの、
というイメージを持っていた為、今もキョトンとしています。
自分が選ばれたと言うよりも「2008年のフィギュアは、こんな形で楽しまれていた」
という記録の付箋として、名前を出して頂いた事を喜びたいと思います。
ありがとうございました。

浅井真紀

 

日本オタク大賞2008の個人賞を頂き、ありがとうございます。
突然、受賞の連絡を受けビックリしております。
“モンスターハンターシリーズ”は2009年に5周年を向かえます。
まだまだ歴史の浅いタイトルですが、ここまで大きな成長を遂げたのは、
ユーザーの皆様のご声援の賜物だと思っております。
今後も長く皆様に愛されるシリーズを目指して頑張っていきますので、
応援宜しくお願い致します。

カプコン 『モンスターハンターポータブル 2nd G』開発チーム

 
 

成品〜と推移、オタクアイテム、ホビー市場の一角を占めるに至った完成品フィギュアの最前線が手のひらサイズのフル可動美少女フィギュア。過去のアメトイ直輸入アクションフィギュアや1/6着せ替え人形由来の可動ドールのカクカクした可動から一歩踏み込んで「しなっ」という柔らかさを盛り込んだ可動を実装、2008年にマックスファクトリーの『figma』シリーズとしてブレイクした。

この基本フォーマットを開発&プロデュースした原型師が浅井真樹(あさいまさき。男性。念のため)。同様に企画段階からかかわったコナミの『武装神姫』(2006年発売)の大攻勢とあわせ2008年の可動美少女フィギュアのキーマン。また、近年原型師等の個人名がクレジットされなくなったり、お客さんの中で意識されなくなってきた風潮の中では稀有な”顔の見える原型師”である点もオタク大賞に相応しい?
(東海村原八)

 

 

 

 

100年に一度と言われる不況が直撃した2008年、僕らはぶっとい剣で、巨大な竜の皮を剥ぎ、キノコを拾って肉を焼く自給自足の生活を繰り広げていた。生きろ! サバイバル!! オタクも学生もサラリーマンもお笑い芸人も声優も、みんな遊んだ『モンスターハンターポータブル 2nd G』。数字的には250万超の大ヒット。5年に一度くらい、こういうバケモノみたいなゲームが姿を見せる。まさに国民的ゲームと言えるんじゃないだろうか。本作の特徴は、とにかく奥深いこと。300時間ぐらい遊んでからが本番。いやー、恐ろしい! 僕が2008年最も遊んだゲームだったがゆえに「志田賞」とさせていただきました。暗い話はもうやめよう。僕らには楽しいゲームがあるんだぜ!
(志田英邦)


 
倉田真澄賞
 
前田久賞
 

アニメ『純情ロマンチカ』

 

アニメ『true tears』
 
 

受賞ありがとうございました。
原作ファンの方をはじめ、皆さまに喜んでいただけますよう、スタッフ一同で
頑張った結果と受け止めさせていただきました。
まだまだ原作漫画も続いておりますし、アニメのDVDも発売中ですので、
どうぞ引き続き『純情ロマンチカ』ワールドを応援していただけましたら幸いです。

『純情ロマンチカ』アニメスタッフ

 

 

 

新しいスタジオとの出会い、素晴しいクオリティーの内容と、
どこを切り取っても自身にとって非常に思い出深い作品となりました。
ファンの皆様にこの感動が伝わっていると嬉しいです。
作品発のコミュニティーが生まれたり、多くの人達が作品に携わろうとしてくれたりと、
恵まれた作品だったとも思います。少しでも長く皆様の心に
『true tears』が刻まれる事を祈りつつ…

この度はこのような賞を頂きまして本当にありがとうございました。

プロデューサー 永谷敬之

 
 

スイート系BL漫画が原作のアニメを”地上波で観る”ことができる日が来るとは思いませんでした。一般男性のアニメファンからも、この作品の魅力は認められています。ぜひぜひ、3期目を! とても、期待しています。
(倉田真澄)

 

 

 

 

制作スタジオの高い技術力、それを信頼したからこそできたハイレベルなコンテ・演出、そして、地方都市を生きる思春期の少年少女の生々しい感情を大胆に切り取ったシナリオが素晴らしかったです。関わられたみなさまの今後のさらなる活躍への期待も込みで、賞を送らせていただきたいと思います。
(前田久)

 
藤津亮太賞
 
鶴岡法斎賞
 

単行本『倉本 倉田の蔵出し』

 

TENGIRL(TENGA擬人化)
 
 

藤津亮太賞をありがとうございます。これを励みにこれからも頑張ろうと、とりあえず自分へのゴホウビ的な意味合いもこめて一昨日DVDを16万円分買ってきました。おウチに帰ったらフィギュアとおっぱいマウスパッドが届いてました。その後アマゾンで『ちぇんじ123』の9巻を8冊注文しました。仕事は全然進みませんでした。これも藤津亮太賞なんか貰ったせいだ。死のう。

倉田英之

 

この度は、この様な賞を頂きありがとうございます。
会場の皆様を楽しませる事が出来たようで嬉しいです。
思えばラクガキから始まったジョークイラストでしたが、
業界の概念を切り開いたTENGA様のデザインや広告展開に感銘を受け、
この様な形で遊ばせて頂いた結果かと思います。
メーカー様には今後も斜め上を行くデザインやアイディアで、
私達を驚かせて下さる事を期待しております。

ブッチャーU

 
 

「女は紙とjpgでいい」という「男気」。読子コスプレのアメリカ女性にノックアウトされそうになる「男心」。その二つが共存する様に胸を打たれました。
(藤津亮太)


 

 

 

 

TENGAが擬人化するという発想に擬人化ブームの最終形態、そして新時代を見た。ブッチャーUさんのイラストがとても素敵です。ちと古い言葉だが「エロカッコイイ」とはTENGIRLのためにある言葉だったのではないか。
(鶴岡法斎)


 
石黒直樹賞
 
山田真哉賞
 

『ARIA』(コミックス&アニメ)

 

萌え株会社の皆さま(代表としてプロダクションI.G.)
 
 

この度は審査員個人賞に『ARIA』を選出していただき、
誠にありがとうございました。応援してくださったファンの皆様のおかげで、
この作品は本当に幸せな形でゴールを迎えることかできました。
この場をかりて、改めて厚く御礼申し上げます。
今、月刊コミックブレイド誌上で新作『あまんちゅ!』の連載を開始しました。
『ARIA』同様、日常にある小さな幸せや楽しさをテーマに描いています。
もしよかったら読んでみてくださいね。

天野こずえ

 

大変光栄です。
世界に誇れる日本のアニメ文化で、不況も打破していきたいです。
萌えは世界を救う!

株式会社プロダクション・アイジー 代表取締役 石川光久



 
 

原作物のアニメ化の場合、常にメディアや表現手法の違いから生まれる「イメージの食い違い」に悩まされるもの。中には原作側とアニメ側が互いに我を張り、相手へのリスペクトが欠けていたがために、惨憺たる結果に終わる作品も少なくない。
そういう意味では、今年春に原作コミックの長期連載と3回目のTVアニメがほぼ同時に大団円を迎えた『ARIA』は希有な例だ。作品自体の面白さはいうまでもないが、原作とアニメがキャッチボールをするかのようにお互い高めあい、一緒に作品世界を深め磨きあげていくという、他に類をみない作品だった。原作とアニメの双方が物語の着地点を共有したからこそ可能だった同時最終回や、演じる声優自身のキャラクターとのシンクロに応える形で生み出された原作エピソードなど、アニメと原作の理想的な関係が『ARIA』には存在していたのだ。
様々な出会いの奇跡を描いた『ARIA』という作品だけに、この原作とアニメの幸せな関係もある意味奇跡である。昨今のコンテンツ業界をとりまく現状を考えると、同じような製作状況は二度と生まれないかもしれない。だからこそ、この作品はもっと評価されるべきだと思うし、一編集者としてもこんなオリジナル作品を世に送り出したいと羨望を込めて、個人賞を贈らせていただきます。
(石黒直樹)

 

 

 

 

2006年の萌え株バブル崩壊に続き、2008年の金融不況で株価的には
とどめを刺さされた観のある萌え株会社の皆様。
投資家の意欲も減退し、パチンコ業界も不況に陥り、
アニメファンドもほぼうまくいかず、
資本市場での資金調達も難しくなったいま、
アニメ業界に明日はあるのか。
いや、あってほしいと願いを込めて、賞を贈らせていただきます。
あと、アニメ以上にファンタジーだった“萌え株ブーム”を
煽った人たちにちょっとした恨みも込めて。
(山田真哉)

 



 
ドリー・尾撫ワ
   
 
   

映画『クローバーフィールド/HAKAISHA』

 

 

   
   

このたびは、ドリー・尾撫ワを頂きまして、ありがとうございます。
突然のアナウンスで驚いてはおりますが、
「怪獣映像の革命作」とのお言葉を頂き、誠にありがとうございます。
今までにない斬新なモンスター像を作り上げたことで、
フィルムクリエイターの方々を始めとする幅広い層の方々に、
受け入れて頂いた事をとても嬉しく思っております。

本作品の監督J・J・エイブラムスによるスター・トレックの劇場作品も
2009年公開を控えておりますので、『クローバーフィールド』と同じように、
幅広い層の観客の皆様に気に入っていただけると嬉しいです!

パラマウント ジャパン
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目撃者の手にしていたハンディカメラが捉えたのは、いったい何だったのか――?
そこに写っていたのは、スマトラ沖を襲った大津波や、9・11同時多発テロによって崩落するツインタワーを見るかのような、ニューヨークを蹂躙する異形のモンスターの姿だ。そこには行動力と機知に富む主人公もいなければ、訳知りな科学者や独善的な政治家も出てこない。恐らく現実世界に怪獣が現れたら、我々はこうした映像をYouTubeなどで見ることになるのだろう。
もちろん怪獣映画というジャンルにもリアリティを標榜した傑作はあり、また「カメラが捉えた決定的瞬間」的アプローチのフェイクフィルムにも先蹤がある。しかし、激しい手持ちの揺れる画像に違和感なく怪獣を合成したり、眼前にあるリアルな重量感は、デジタル時代の到来なくして出来なかったものだ。
今後、怪獣映画を撮る者にとって、この作品の呪縛は相当に大きい。
(ドリー・尾)

 

 

 

 

 

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主催:オタク大賞実行委員会  
放映

SKY PerfecTV! 279ch & 全国CATVにて放映のMONDO21チャンネルにて放送されました。
2009年1月31日(前編)/2月1日(後編)  20時〜

 
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