野田真外ブログ2008年2〜5月までの「行くぞ! 30日間世界一周」に関する日記をまとめたアーカイブスです。
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2008年5月 [世界一周・4週目]

2008.05.14 Wednesday 5/9日記(→オークランド→シドニー)

5/9
5/8の日記が飛んでいるのは日付変更線の影響で、私のミスではありませんよ。為念。

13時間ほどのフライトの後、ニュージーランドのオークランドに(多分給油のため)着陸。元々の航空券も「シドニー行き」なので、トランジットではなく「経由地」のはず。というわけで、降りられるかどうかわからないなー、と思っていたのですが、キャビンアテンダントさんに聞いてみたところ「You must go out」つまり降りないといけない、と言われて慌ただしく降機。荷物は置いていってもイイということだったのですが、もしかしたらネットができるかもいう淡い期待を抱いて持って降りたのが仇になることに。。。なんと、降りたらいきなりの手荷物検査です。しかも結構厳しい。オーストラリアとニュージーランドは持ち込み手荷物の制限が厳しいそうで、植物関連や動物関連のほとんどのものが没収になる(麦わら帽子とか民芸品の太鼓の類まで)、のはまだわかるんですけどね。
私はなんとなくするっと通れたのですが、さるころさんが引っかかっています。仕方ないので少し先から見ていると、係員とものすごい勢いでやり合っています。化粧品のサンスクリーンのチューブが引っかかってしまったそうで。こんなところで手荷物検査を受けるとは思ってないし、それをやることになんの意味があるのか全くわかりません。上陸するわけでもなく、用事もないのに強制的に降ろされてこの仕打ちじゃねえ。ちょっと考えた方がいいと思いますよ>ニュージーランド当局。
結局、さるころさんは奮闘むなしくサンスクリーンを没収されてしまい、鬼のように怒り狂っていました。ブラックさるころ見参!
そこで時間を食ったこともあり、何をするでもなく慌ただしく機内に戻って再び離陸。「二度と来るか!!」とさるころさんが窓に向かって毒づいてます(笑)。

4時間ほど飛んで、夜明けのシドニーに到着。これまた厳しいという噂のオーストラリアの税関はどうなるのか・・・と思っていたら、その前の入国審査でまたもやさるころさんが別室に連れて行かれてしまいました。噂の「白い小部屋」です。20分ほどで釈放されてきたのですが、手にしている書類には「yellow feaver」がどうのこうのと書いてあります。よくわからないのですが、入国の書類に「最近南米に行きましたか」という項目があったので、どうやらそれに関する質問を受けたときに適当に返事をしたら地雷を踏んでしまった模様。

やっと出てきたさるころさんと合流して、さらに問題の税関が立ちはだかります。長蛇の列の先頭では、やはり全員カバンをあけさせられている模様。まあ仕方ない、今日は朝到着でこの後の予定も詰まってないし、乗り換えもないし気長に待ちますか、と思ったところに空港の係員のおばちゃんがつかつかとやってきて、我々のパスポートと税関申告書をちらちらっと見てすぐはんこを押して、こっちへ来なさいと誘導されました。行った先は「関係者用出口」(多分)。なんとよくわからないままフリーパスで通してもらえたのでした。どうも我々の前にたまたま並んでいた日本の老婦人(娘さんに会いに、オーストラリア良く来ているらしい)と「同じグループ」と思われた模様。すごく並んでいたので老人は通しちゃってもいいのか何かわかりませんがチョーラッキー!!楽だった上に、あれもこれも取り上げられるんじゃないかと思っていた種々の物品(M&Mとか非常食のカロリーメイトとか鳥の羽の付いたドリームキャッチャー(グランドキャニオンで購入)とか)すべてスルーです。いいんですかねえ(笑)。
シャトルバスが一人12A$(1A$=約90円)とのことなので、タクシーを選択。市内は朝のラッシュで少し混んでいましたが、20分ほどでホテルに到着。朝なのでチェックインは無理かなーと思っていたのですが、ここでも「チェックインOK(もちろんノーチャージ)」でした。ありがとう!Yホテル・シティー・サウス!!
部屋に入ってびっくり。なんとダブルベッド+二段ベッド(笑)。多分ファミリー用の部屋ってことなんでしょうね、両親がダブルベッドで、子供二人が二段ベッドで。とりあえず順番にシャワーを浴びて、地下のランドリーで洗濯をして(洗濯3$+乾燥3$)、プリペイドカードを買ってブログ更新&メールチェック。そこまでやったらもう13時になったので、急いで出動。

少し歩いてトラム(路面電車)の駅まで行き、トラムで「フィッシュマーケット」へ。サンチアゴに続いて海鮮市場にトライです。ここは市場部分と観光客用の部分が分かれているようで、お店は魚を量り売りしてくれるところと、調理したものを売ってくれるところに分かれています。寿司コーナーもありましたがやや高いのに千代田寿司よりまずそうなのでパス。そこ以外は中国系のお店がほとんどで、かなり美味しそうです。刺身コーナーは切り身がいくつか並んでいて、指を指したりだいたいこのくらい欲しいと指で長さを指示したりすると、売り子のお姉さんが刺身にスライスしてくれます。しょう油(テイクアウトの寿司屋で配る、小さい袋入りのアレ)も付いてます。私たちが購入したものは、刺身三種(サーモン、トロ、キングフィッシュという白身の地の魚)とロブスターとチャーハン(白いご飯もあったのですが、サンチアゴの失敗が後を引いてつい安全策をとりました)とイイダコのチリソース、です。味の方はというと、VERY GOOD!!ですよ。さすがは中国人です。料理だけは外しませんね。
チリの仇をオーストラリアで返して、満足したところで一応観光もしておきましょうということで、有名なオペラハウスへ。フィッシュセンターから直接行ける交通がなかったのでタクシーで移動。行く前に「がっかりな観光名所」だと聞いていたのですが、まあそれなりに、だと思いますよ。期待してなかったせいかもしれませんが。

さるころさんが時差のせいか猛烈に眠くなったということで、地下鉄に乗って宿へ。途中のコンビニで、どうせ今晩は外に出てご飯を食べる気力は残ってないでしょう、ということで晩飯用のカップ麺などを購入。

17時頃、宿に戻るやさるころさんはバタンキュー。私も撮影データを保存しつつ数度寝落ち。そのうちおなかも空いてきたのでカップ麺を山本さんと食べることに(さるころさんは起こすのも忍びないのでそのままに。結局夜中まで起きなかったみたい)。韓国製の辛ラーメンもあったのですが、二人ともあえて中国製のカップ麺をチョイスしたのですが、これがゲロまず。麺はぼそぼその上に汁と全く絡まず。もっともその汁も全然美味しく無いどころか薬品っぽい味がします。容器の何かが溶け出してんじゃないかと思うほどです。最悪です。



あまりの後味の悪さに、ビールでも飲んで寝ようと思い、近所のコンビニに買いに行ったのですが、何件か回っても売っていません。彷徨っているうちに、近くの大きいホテルの一階にあるスーベニアショップに日本語の張り紙があったので立ち寄り、そこの店員さんに聞いてみると、なんとオーストラリアのコンビニでは酒類は扱っていないことが発覚。ショック!どうしても口直しがしたかった私は、その店で売っていたきつねどん兵衛を購入して、腹はふくれていたのに無理矢理食べ、満足して22時頃就寝。

写真 オークランドの空港にあった「これは持ち込みできませんのサンプル」ショーケース。いや、これを持ち込む人は最初からいないと思いますが。動物の角がみきと言いたいのはわかりますが。

 

2008.05.14 Wednesday 5/10日記(シドニー→エアーズロック)

5/10
6時起床。出発の支度をして、朝食。無料の朝食サービスが6時半からあると聞いていたので一階の食堂に行ってみると、パンやシリアルなどは出ているのですが、無人で、椅子もテーブルの上に上がったままです。フロントに聞いてみると、もう出ているので食べてもイイ、とのこと。料理や生ものどころか、フルーツはおろかヨーグルトすらでないのは初めてだなあ(苦笑)。無料なので文句を言わずに食べましたよ。

タクシーを呼んでもらって7時15分出発。逆方向なのでラッシュにも引っかからずにあっという間に空港へ(ちなみに電車で行っても15分の距離です)。国内線なので手続きもすぐに終わって、ロビーで無線ランを1時間購入。ブログ更新とメールの送受信をしてから搭乗。機内では「水曜どうでしょう」のヨーロッパ完全走破編のラストとイデオン。3時間半ほどでエアーズロックへ。ところでエアーズロックの綴りって、なんとなくAIRS ROCKだと思っていたのですが、AYERS ROCKなんですね。空港に着くまで知りませんでした(笑)。

空港について、さてホテルまでどうやって移動しようか、と思って周りを見回してみるとタクシーも電車も、インフォメーションすらも、なにもありません。やばいなあ、と思っていると日本語で「どちらに行きますか」と話しかけてくる人が。ホテル名を告げるとあのバスに乗りなさいと教えてくれます。ホテルもほぼ一カ所に固まっているので無料のバスに乗れるみたいです。あー助かった(ていうかそれくらい調べとけよ>俺)。
10分ほどで「エアーズロックリゾート」到着。ホテルのカウンターでチェックインして、鍵を受け取ってから部屋へ。2ベッドルームのコンドミニアムで、メゾネットになっていてチョー広々。なんですがベッドがダブル二つしかないので、フロントに頼んでエキストラベッドを持って来てもらいます。
荷物を置いて、取り急ぎ明日の予定を決めようということで、隣のホテルにある日本語デスクへ。レンタカーの番号を聞いて電話をかけてみたのですが、二件とも「No Car」と言われがっくり。そりゃこんなところで予約なしで明日貸してくれって言われても無理ですよね。予約くらいしとけよ>俺。仕方がないのでツアーの予約に切り替え。デスクのお姉さんといろいろ相談した結果、とりあえず翌日のウルル(エアーズロック)サンセット&登山ツアーに、日本語ツアーは割高なので英語ガイドに3名申し込み。午後の予定はその時の疲労度で決めて、当日申し込むことに。

続いて晩飯の買い出し。ホテル内のレストランはどこも高いので自炊することにしたのです。リゾート内には我々の泊まっているキッチン付きのコンドミニアムの他にキャンプ場もあるので、かなり立派なスーパーマーケットがあるのです。さすがに野菜類はやや少ないですが、かなり品揃えは良く、キッコーマンのしょう油もありました。その他、切り花や鉢植えストーブやートースター、テレビなどの電化製品まであります。誰が買うんだろう?
部屋に戻り、夕食の準備。基本的にさるころさんがやってくれてました。メニューは卵スープとチキンのパスタ。美味しかったです。食後は順番にシャワーを浴びて早めに就寝。

2008.05.14 Wednesday 5/11日記(エアーズロック)

5/11
5時起床。出動の準備をして5時45分にロビー集合でツアーに出発、のはずが私たちの他に誰もいません。バスも来ません。おかしいと思ったら、シドニーとエアーズロックには30分の時差があることが今更判明。30分ロビーで待機。まあ遅刻するよりましですが。

気を取り直してサンライズツアーに出発。まだ真っ暗な中、エアーズロック(アボリジニの呼び名でウルル)へ。朝は結構寒いので、ビューポイントに付くと温かい飲み物がサービスされます。日が昇り始めてだんだんウルルが紅く染まります。かなり感動的な光景です。が、ものの20分ほどで移動の合図が出て、ウルルの麓へ移動。いよいよメインイベントのウルル登山です。登山口のところに立て札があり、日本語を含む各国語で「危険・登るな」と書いてあります。だって目の前に登山口があるじゃん(笑)。まあその意味は後でわかるわけですが。
さて登り始めるわけですが、登山とは言ったものの、実際には山ではなく岩です。表面には靴が滑らない程度の凹凸はありますが、基本的にはつるつるで草も木も何も生えていません。一応、杭が1〜1.5m間隔で打ってあって、鎖がずっとつながっているので、それに捕まりながら登っていくのですが・・・チョー怖い!!見た目よりはかなり急勾配で、足が滑りそうなので、本当はつま先立ちで登りたいのですが接地面積を増やすためにベタ足で登るので、アキレス腱とふくらはぎがびんびんに引っ張られます。筋肉痛は必至。ちらっと後ろを見ると目もくらみそうな高さ&断崖絶壁。後でこれをおりるんだよなあ(鬱)。真っ暗になりながら、それでも一歩ずつ登っていきます。下の立て札の意味がこの辺でようやく理解できました。ホントに命が危ないです。ちょっと突風が吹いたら多分とばされて落下しますよ、これ。カクガクブルブル。そりゃ雨や風ですぐに登山中止になるのも無理ないです。死ぬって。ホントに。

しばらく登っていくと、ついに鎖もなくなります。そこから先は、地面にルートが白ペンキで転々と描いてあります。もう少し登っていくと勾配はゆるくなり、今度はアップダウンの繰り返しになります。岩の上の平らな部分になったみたいなのですが、平らとは言ってもかなりのでこぼこですよ。
登り初めて1.5時間、ようやく頂上らしきところに到達。やりました!!チョー疲れましたが、なんだかすごい達成感です。エイドリアーーン!!!(意味不明)

とりあえず写真を撮り、ケータイがバリ3立っていたので頂上からブログ更新(笑)。さらに、さるころさんに一発芸を要求して、空手の型をやってもらいました。エアーズロックVSカラテ!
一通りやることをやって、いよいよ恐怖の下山です。最初のうちはアップダウンだけなのでいいんですが、鎖の辺りに来ると下が見えてきてチョー怖いですよ!!それでも思ったほどはびびらずに、立ったままゆっくり下りることができました。しかし、ひざとふとももががくがくです。なんとか下に下りてきたときは、ホントのホントに膝が笑ってましたよ。
とりあえずトイレに行き、ツアーバスの出発まで時間があったのでぼんやりとウルルを見上げます。あんなところに登ったのか、と思うとかなりの充実感です。日の当たり具合で刻々と変化していく岩肌の表情も面白く、一日中でも見ていたい気分ですが、時間なのでバスに乗り宿に12時到着。
午後のツアーの予約をして、カフェで昼食をとり14時に再びバスへ。今度はカタジュタという別の岩を見るためのシャトルバスです。英語ガイドなんてどうせほとんどわからないので、ガイドなしのコースにしました。
カタジュタはウルルとはまた印象の違う場所でした。大きな岩と岩の間の谷間にルートがあり、両側に岩がそびえている感じです。見上げるような岩の壁に圧倒されます。結構、駆け足で見ないといけないのが残念です。もしエアーズロックに行かれる方がいらっしゃるようでしたら、ツアーよりはレンタカーを借りることをおすすめします。安くあがるばかりじゃなく、自分でスケジュールを決めてじっくり回る方がもっと楽しめると思います。
16時過ぎにバスに戻り、ウルルのサンセットを見る場所に移動。ほんの4〜5の間に燃え上がるように真っ赤に染まって、あっという間に暗くなる、その数分のショーがとても美しく、感動的です。

18時半頃、ホテル帰着。晩ご飯の準備に取りかかります。今日はオージービーフをしょう油とニンニクで焼いたものがメイン。主食代わりにインスタントラーメンという、カンクンでの食事と似たパターンです。
食べたら猛烈な睡魔が襲ってきました。朝が早かったせいでしょう。何度か寝落ちしながらデータバックアップ作業を終わらせた後、登山でぱんぱんになった足をさるころさんがマッサージしてくれました。うおーチョー気持ちいい。マジで金が取れますよ、さるころマッサージ。24時頃就寝。

写真 砂漠で見かけたラクダ

2008.05.14 Wednesday これから帰ります

野田@ケアンズです。

長かった旅もいよいよ終わり。本日帰国です!
今日の夜には東京です。

もっとへとへとになってるかと思いましたが
おもったより元気ですな。
もっとも、昨日一日はさすがに何もしないでだらだらしていたおかげかもしれませんが。

残りの日記は帰国後にアップしますよ。
では。

2008.05.14 Wednesday 帰りました

2008.05.19 Monday 編集開始

つーことで帰ってきてから早くも5日。
ぼちぼちと日常に復帰して、編集も開始しましたよ。

今後もぼちぼちと更新していきますので。多分。。。

オンエアの期間くらいは。。。

オンエア情報はこちら
http://www.tabi-ch.net/view.php?pageId=3683

2008.05.19 Monday 5/12日記(エアーズロック→ケアンズ)

5/12
6時半起床。部屋の外から日の出を鑑賞。朝食を食べた後で出発準備。一通り終わったところで日本の某カード会社に国際電話。昨日、カードが使えなくなったことへの問い合わせ。予想通り、5月分の引き落としができなかったので、とのこと。事情を説明して、現在海外なので入金ができないこと、あと3日で帰国したらすぐ入金するのでその間だけ何とかして欲しい旨を説明したのですが、結局にべもなく断られました。困っているからこそ高い金を払って国際電話までかけているのに、こういう救済措置くらいとってくれてもいいんじゃないですかね、と思うんですが。個人的には非常に憤慨したので、帰国後にメインカードを変えようと決意。
仕方がないので、別のカードでキャッシングして(そのカードもショッピングは限度額に近いはずなので、現金引き出しで支払い)それでチェックアウト。飛行機までには時間があるので、荷物を預けておみやげショッピング。とは言え、限られたショップしかない上に、もう買い過ぎなので控えなくちゃという意識も手伝って、ここではあまり買いませんでした。ショップの隣には郵便局があるので、絵はがきを買って日本に出しました。自分の方が先に付くとは思いますが。
イタリアンレストランで昼食を食べ、ホテルのロビーで少しネット作業をして、14時にシャトルバス乗車。15時15分、定刻より早く離陸。

最後の滞在地・ケアンズには日没直後の18時ころ到着。荷物をピックアップして、シャトルバスでホテルへ。実はケアンズのホテルは出発前に決められず、まだ予約してなかったことをシドニーで思い出して、エアーズロックで慌てて予約したのでした。もう最後と言うことで、私のわがままでオーシャンビューの部屋にしてみました。例によってエキストラベッドを入れ、今回も3人部屋です。

荷物を置いて、とりあえずご飯を食べるために外出。男子高校生の集団と次々にすれ違います。修学旅行なんですかね? 京都奈良の時代はすでに終わったのね・・・。
途中にナイトマーケットがあったのでのぞいてみます。ここはなかなか観光地のうさんくさいおみやげ屋がぎっしりで我々的には購買意欲がそそられます。それにしても日本語の多いこと。店員さんにも日本人が多く、英語をしゃべる必要がほとんどありません。まるでホノルルのようです。どうやら、ワーキングホリデービザでオーストラリアに来て働いている人が多いみたいですな。楽と言えば楽ですけど、海外に来た気がしないのでやや興ざめではあります。
晩ご飯は結局、マーケットの中のフードコートで。カンガルーとクロコダイルのステーキを食べました。カンガルー(手前の皿の黒っぽい方)は少し癖のある味でちょっともさもさしています。昔食べた鯨のステーキを思い出しました。クロコダイル(手前の皿の白っぽい方)はもっと淡泊で白身っぽい味でこちらの方が美味しかったです。

そして翌日の予定について会議。一応、さるころさん的に行きたいところ(「天空の城ラピュタ」に雰囲気がとてもよく似たところが南100キロあたりにあるのです)がありまして、ツアーかレンタカーでそこに行くというのが翌日のアイディアだったのですが、三人ともリゾート地独特のまったり感にあてられたのか、なんだかいろんなことが「どーでもよく」なってしまい、あっさりと「もう明日はなんにもしない。」に満場一致で決定。

食後、ナイトマーケットでおみやげ購入。とある土産物屋に、何故か勇者ライディーンとタイガーマスクのTシャツを発見。在庫品処分でどちらもLサイズが展示品のみだったのでタイガーマスクを購入。絵のタッチは原作に忠実なんですけど、こんなジャイアント馬場チックな赤パンをはいているシークエンスなんてありましたっけ?


宿に戻ってルームサービスのワインでちびちびと。ルームサービスなのにフルボトル13.5ドル(笑)。

2008.05.19 Monday 5/13日記(ケアンズ)

5/13
前日うっかりカーテンを閉めないで寝たため、日の出とともに7時頃起床。東向きで朝日がものすごいのです。遮光カーテンを閉めて二度寝、9時過ぎに再度起床。

もちろん今日は「なにもしない」ので、だらだらと10時前に出動。とりあえずDFSギャラリアに行き、ワインやチョコを空港で買った場合の値段をリサーチ。知らなかったのですが、あのマカダミアナッツはオーストラリア原産なのね。
何も買わずに店を出て、はす向かいにあるOKギフトショップへ。そうです、あの大橋巨泉がやっているおみやげ屋さんです。さすがに日本人の心をくすぐる品揃えで、いろいろ買いそうになります。でも、オリジナルのオーストラリア仕様キューピー人形が10ドル(約1000円)って高くね?
ワインを試飲。貴腐ワインという、ちょいと高級ワインが激うまで、購入を決意。でも一応、他の店を見てからね。
昼飯は、地元の日本語情報誌に載っていた博多ラーメンのお店。私は福岡出身ですから評価も辛口よー、と思いつつも、ここのはばっちり合格点でした。スープは申し分なし、麺がやや弾力がない感じでしたが、海外でこれだけのものを出せているのなら十分合格です。付け合わせの、自家製辛し高菜もベリーグー。値段も850円としょーもない店で食べるよりはよほどましの良心価格。

ちなみにランチセットで食べたのですが、餃子はイマイチでした。私が頼んだ「まかない丼」は美味かったです。開店直後に行ったにもかかわらず、あっという間に満席になったところを見ると、評判の店なのかも。ところが、隣の席に座ったバカ日本人女子グループが、ここはどこの渋谷センター街ですか?的な勢いで、大声&下品に放談していたのでめちゃくちゃ興ざめ。我々3人で「あいつらめー」と毒電波&呪いを送信しておきました。

食後、町を散策したいという山本さんと別れ、さるころさんと二人で某ホテルの屋上にあるミニ動物園へ。一応、ミッションというか、コアラくらい見ておこうかと言うことで。入場料一人22ドル。高っ。場内は大量の鳥類が放し飼いにしてある他は、ワニとヘビ、あとワラビーが3頭とやる気のないコアラ1頭、以上。って感じでした(笑)。
あまりにあまりだったので、さるころさんが「コアラ抱っこ写真」にチャレンジ。13ドル。時間になると写真撮影ブースに案内され、これまたやる気ナッシンな撮影用コアラを持たされて、「ホールド!」とか言われている間にあっという間に撮影終了。「かわいー」とか「やわらかーい」とかいうコメントをとる暇も何もありませんでしたよ。できあがった写真を見たら、胸をがっしり揉まれてました(笑)。

その後OKギフトショップにもう一度寄って、ワインを大量に買って日本に送り、ふらふら歩いて宿へ。少し昼寝して、ホテルのプールに行き、ちょこっと泳いでからプールサイドでさるころさんとだらだら楽しく雑談。あー、なんかリゾートっぽいなー。夕方で寒くなってきたので部屋に帰還。日が暮れかかってから再び出動。最後の夜はオージーステーキを食べよう、とこれまた地元日本語タウン誌に載っていたステーキハウスへ。ここは地元の人も使うオーストラリア仕様のお店でしたが、ちゃんとデザインされたおざなりじゃない日本語メニューがありました。お肉は美味しくて焼き加減も問題なかったのですが、味が全体的に薄かったですな。あと、予想通り量が大杉なのですが、ここのお店は「ライトカット」つまり少なめがチョイスできたので助かりました。全く持って日本人仕様ですな。

美味しくいただいて、帰りにまたナイトマーケットで土産物を購入し、夜は再びオーストラリアワインをちびちび。

2008.05.19 Monday 5/14日記(ケアンズ→東京)

5/14
カーテンは閉めていましたが、7時頃起床。二度寝。荷造りをして、ロビーで1時間分ワイヤレスネット券を購入して、ブログ更新&メールチェック。10時にチェックアウトして、タクシーで空港へ。
空港でチェックインカウンターへ。日本へ帰る団体さんと重なっていて長蛇の列。出国審査は特に問題もなく、ロビーに入って食事。アジアンフードのお店で、ジャパニーズスタイルのカレーがあったので、挑戦。さるころさんは中華のやきそば。カレーは白ご飯に対してルーが少なかったですが、意外とまっとうな味でした。肉が少なかったのでトッピングの唐揚げをチョイスした方が吉。ただしルーは甘口(バーモントカレー並み)。



食べていると修学旅行生たちが続々集結。帰りの飛行機が一緒かあ。。。

13時過ぎに搭乗して、いよいよ最後のフライトです。最初の機内食がカレーでした(笑)。美味しかったですよ。そして何故か、1時間おきくらいにお茶やお酒やおやつや機内食が次々振る舞われてフォアグラ状態でした。
19時過ぎに予定より早く到着。迎えに来ていただいていたSプロデューサーとも無事合流、お土産の「ガンジス川の水詰め合わせ」を手渡しました。さらに疲れ果てた表情で写真を撮ってブログ更新(笑)。
車で送ってもらって22時ころさるころ宅へ。自宅でオットと涙の再会・・・にはなりませんでしたが、帰宅シーンをちょっと撮り、撮影終了。さるころさん、ホンっっっっっトにお疲れ様でした。無事帰って来れて良かったです。

そして私も自宅まで送っていただき、自宅到着。あー疲れた。

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