野田真外ブログ2008年2〜5月までの「行くぞ! 30日間世界一周」に関する日記をまとめたアーカイブスです。
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2008年4月 [世界一周・2週目]

2008.04.27 Sunday エジプト

野田@カイロです。
ネットがつながらないので携帯から。

カイロは意外と涼しいです。写真の顔は怒ってるように見えますが、眩しいだけです。

明日は大西洋を越えてメキシコです。

2008.04.27 Sunday移動三昧(4/23日記パリ→リール→カレー→ドーヴァー→ロンドン→バース)

4/23
朝はゆっくり目に起床、朝食パスして9時に宿をチェックアウト。地下鉄でパリ北駅に向かいます。
駅でフランス北部の港町、カレー行きの切符を買います。ちょうど今、直行便が出るところで間に合わず、一時間後の便に。しかも乗り換えに1時間余計にかかることに。
まずはTGVに乗ってリールへ。リールで小一時間待ち合わせがあるため、サンドイッチの昼食を取ります。今度は在来線に乗って、14時半頃カレー到着。
フェリーターミナル行きのバスもタイミングが悪いため、タクシーを利用。港でドーヴァー行きのフェリーのチケットを買います。かつてはにぎわったであろう大きなフェリーターミナルは今では閑散としています。それでも車でイギリスへ行く人たちがぼちぼちいるようですが、徒歩で乗ってきたのは我々だけでした。
これからイギリスに入国するので一応手荷物検査があるんですけど、まあこれがいい加減なこと(笑)。あっという間に、適当に終了してバスに乗せられ、フェリーの車の積み込み口のところで降ろされてフェリーに搭乗。
この日は曇で時折雨もぱらついていたので船からはほとんど何も見えず。天気が良かったらもっと楽しいんでしょうが、することもないのでビールでも、と思ったら間違えてサイダーを購入してしまいました。。。orz と思ったらサイダーではなくシードル(リンゴの発泡酒)でした。これはこれで美味しかったですよ。
90分ほどでドーヴァーに到着。来たときと同じところかに降りると思って待機していたらなかなか開かず、やっと開いたと思ったら徒歩の人はここではないと言われ、慌てて出口を探します。そして我々がそこにたどり着いたときにはすでにゲートがあがっていたのです!!ぎゃー、降ろしてえ!!とさるころさんかせ係の人に大声で懇願したところ、「仕方ねえなあこの日本人」という生暖かい笑顔で再びゲートを降ろしてくれました。なぜか5分ほどであっという間にカレーに引き返すそうで、こっちから乗る人はいないのでしょうか??少なくとも乗ってくる人は見あたりませんでしたが。
さて、どうにか降りたはいいんですが、今度は降りたところにターミナルもバス停も駅もなーんにもない。その辺を歩いている作業員に聞いてみると、ターミナルが徒歩10分のところにあるとかで(なんでそんなつくりにしているのか・・・)とぼとぼと重い荷物を引きずって歩き始めます。そんな我々が哀れに見えたのか、たまたま通りがかった港湾作業員の車でターミナルまで送ってもらいました。ありがとう!!
で、ようやくターミナルに着いたのですが、我々は鉄道の駅まで行かねばなりません。そのためのシャトルバスがちょうど来たので乗ろうとしたら、有料でした。うわ、まだポンドに両替してないよー!!運転手に懇願して(またかよ)待っててもらい、山本さんがダッシュでキャッシングして、シャトルバスに飛び乗り、やっとの事で鉄道のドーヴァー駅にたどり着きました。やれやれ。

駅でバース行きの切符を買い(イギリスは往復のチケットが基本らしく、片道切符はえらく割高でした。。。)、17時過ぎ発の在来線に2時間ほど乗ってまずはロンドンへ。ロンドン駅はいくつかあり、到着したチャネリングクロス駅からバース行きが出るパディントン駅までは地下鉄で移動。なのですが、地下鉄料金が一人4ポンド(約800円)ってなんですか!!高いと言われている東京のタクシー初乗り料金より高いですよ!3人いるからタクシーにしようかという話も出ましたが、時間が読めなくて危険なので、あきらめて地下鉄へ。これがまたエスカレーターが少なくて一苦労。
なんとかパディントン駅に到着し(路線図や案内はとてもわかりやすかったです)、特急電車(たぶん)に乗り込みます。指定席を取ることもできたのですが、自由席を3つ探して座ります。そして21時30分、バース到着。バースは英語で書くとBath、つまり風呂の語源となった地名で、ローマ風呂の遺跡で有名な観光地なのです。

タクシーでホテルに行き、チェックイン。宿にはパブしかなかったので、ビールを飲んで、カップ麺を食べました。イギリスのカップ麺はとても微妙な味だったのですが、おなかが減っていたのであっという間に間食して、倒れるように就寝。
移動の一日でしたが、波瀾万丈の一日でした。

2008.04.27 Sunday 4/24日記(バース→ストーンヘンジ→グラストンベリー)

4/24
8時起床。B&Bの宿なので朝飯は付いているんですが、パンとシリアルとフルーツしかないんですよ(笑)。
ご飯を食べてから、近所のレンタカー屋へ。予約をし忘れていた(!)のでドキドキでしたが、なんとか借りられて、一度宿に戻ってチェックアウトして、出発。

とりあえずバースを観光。エイボン川という川が中心部を流れていて、観光船のクルーズがあるというのでハアハアしながら乗船。

午前中で客が少なくて我々の貸し切りに。川から古い町並みや、川沿いの家の生活の様子、木々の緑や野鳥など、思う存分堪能しました。


川沿いのカフェで昼食。イギリスに入って初めてのまともな食事(笑)。イギリスの食事はまずいと聞いてましたが、ここのは美味しかったですよ。
土産物屋をひやかして(ぶさいくクマ購入)、移動。少し南下してストーンヘンジを目指します。
イギリス南部は高い山が無く割と平坦な地形で、牧草地帯がずーっと続いて、時々街を通り抜け、また牧草地帯、の繰り返しです。制限速度は40マイル位なのにみんなばんばんとばしいて、我々のレンタカーをどんどん追い越していきます。怖えーよー。

こんな標識も。戦車注意!!

1時間ほどでストーンヘンジ到着。道路を走っていると、平原の向こうににゅっと突然出現します。
ストーンヘンジはちょっと面白かったです。来る前は取り立てて興味はなかったのですが、実際見てみると、角度によっていろいろ表情が変わって、明らかに意味ありげな配置が興味をそそりますな。茫洋とした草原の中にあるのでぼんやり見ているだけでもとても気分がいいです。ちょうど天気も良かったし、うん、来て良かったです。

土産物屋でさるころさんが暴れ買い(笑)するのにつられて私も少しだけ買って、移動。近所にある城址が見たいというので行ってみたのですが、すでに17時を少し過ぎていたのでロックアウトしていて見られませんでした。。。やはり事前のリサーチはしっかりと。

そこからグラストンベリーへ移動。思ったより時間がかかり、やや遅めの時間に到着。1457年に造られた建物で、幽霊が出るという噂のホテルへチェックイン。でも中はちゃんと改装されているし、お湯もじゃぶじゃぶでますよ。
一階のパブで夕食。これまたおいしい!イギリス飯、普通にうまいじゃん。

翌日の電車の時間を調べるために、私は一人で隣のパブに行き、1時間ほど調べ物&ブログ更新をして、部屋に戻ってデータ保存作業とか風呂とかで2時就寝。

2008.04.27 Sunday 4/25日記(グラストンベリー→ヒースロー→カイロ)

明け方5時半頃、ものすごい大音響でたたき起こされる。どうも火災報知器の音らしいのでフロントに行ってみると、やっぱり火災報知器の故障でした(笑)。
二度寝して、7時半起床。8時に朝食を食べてチェックアウトして急いで出発。

まずは近くにある遺跡、トールへ。これは小高い丘の上にある塔の遺跡で、アヴァロン伝説のアーサー王が眠っているとか言う場所らしいですよ?今度ちゃんと調べます。それはさておき、とても見晴らしのいい場所で、朝の空気もとてもおいしくていい感じです。遺跡好きのさるころさんも、朝からハアハアしてます(笑)。あまり時間がないのが残念です。さるころさんはホントはこの街でいろいろやりたいこともあったみたいなのですが足早に出発。
予定ではレンタカーでヒースローまで行くことになっていたのですが、昨日車で走った感じだと、知らない国でロングドライブは無理っぽい、ということになり、昨日車を借りたバースに戻ってそこから電車移動をすることに。
バースまでは順調に到着し、車を返却。駅までの移動のためにタクシーを呼んでもらったのですが、このタクシーの運ちゃんが言うには「全員で片道の切符を買って(@55ポンドだそうですが未確認。最初から往復で買っておけばもっと安くあがっているはずです)地下鉄に乗り換えて、荷物も多いか乗り換えが大変だぞ。175ポンド払えば俺がタクシーで連れて行ってやる」とのこと。全員で協議してここはこの提案に乗ることにしました。地下鉄が高くて大変なのはわかっていたので。ちなみにロンドン・パディントン駅からヒースロー空港までは結構近いそうですよ。

高速道路(もちろん無料)を通って、予定より1時間早くヒースロー到着。予定外の出費でしたが快適な移動でした。ま、みんなの安全と体力と時間を買ったと解釈しましょう。時間に余裕があったので、私の子供に手紙を書きました。空港にポストオフィスはありませんが、切手は自動販売機で買えました。ただし、12枚綴り。なんでやねん、余っちゃうよー(怒)。
ヒースローはさるころさんが前回イギリスに来たときにすごーーーく並ばされて(911の直後だったそうですが)えらい目にあったところで、それでなくともロストバゲージの名所的な存在です。というわけで、かなり早めの時間設定で、心して突入したのですが・・・あっという間に手続き完了。
さるころさんとヒースローで「いやげもの」(byみうらじゅん)探し。目的はロイヤルファミリーのイイ感じの絵はがきですが、ありましたよ!エリザベス女王のでっかい絵はがきを購入。

エジプトには日付が変わって0時10分到着。空港で両替しつつビザ(@$15何故か米ドル)を買って、さくっと入国。深夜だというのにタクシー業者が群れをなして襲いかかってきます。今度はインドの轍は踏まないぜ、と料金交渉。相場もある程度調べてあったので、ちょっと高かったのですが早く宿に行きたかったのでほどほどのところで手を打って移動開始。イスラムの黒いほおかむりをしたおばちゃんタクシーです。当たり前っちゃ当たり前なんですけど、こういうムスリムの女性でも仕事をするんだなー、と思いました。
ホテルに着いたのは2時近く。チェックイン後、たまっていた洗濯を一気に片付けて(二泊続けて泊まるのは久しぶりなのです)、4時頃就寝。

2008.04.28 Monday 大西洋を越えて

野田@カンクン、です。
こちらは朝です。

昨夜無事到着しました。が、三人共荷物がロストするという信じられない状況です。

写真は宿の猫軍団。7匹までは確認しました。

2008.04.29 Tuesday カンクンの海は

青かった。

2008.05.01 Thursday ラスベガス

現在ラスベガスです。
なんか変な街ですけど、ホテルの中だけで完結している観光地というのもすごいですな。

明日も朝が早いので、メキシコ編以降の更新は今しばらくお待ちを。

写真は、今朝カンクンで見た嫌な看板。
どうやら、各国語で「ありがとう」とかいてあるようなのですが、日本語だけ手書き、しかもすげえへたくそ。

2008.05.03 Saturday 4/26日記(カイロ)

4/26
ちょっと遅めに8時半起床。ホテルのレストランで朝食、ブッフェスタイルでオムレツを焼いてもらったのですが調味料が塩しかないよー。

10時出発。ホテルで観光タクシーを紹介してもらいます。行きたい先によってあらかじめ金額が決まっていて、それをいくつか組み合わせたりしてコースと金額を決めます。私たちはギザ地区のピラミッド&スフィンクスと、ハーン・ハリーリ(バザール)を組み合わせて、270EL(エジプトポンド、1EL=約20円)でした。
恐ろしくボロい、旧式のスカイラインのタクシーに乗り込んで出発。運転手のガマーさんによると、エジプトでは数年前までは日本製品だらけだったが、今は中国製品だらけだそうで。途中のナイル川でハアハアしながら、ギザに到着。「俺の友達だ」という怪しいエジプト人を紹介されて「ラクダと馬、どっちがイイ?」と早速攻撃されます。普通の入り口には最初から連れて行く気、皆無です(笑)。いやまあ、こっちも「エジプト人にだまされてラクダに高い金を取られる」というのを撮りに来てるからいいんですけどね。結局、さるころさんはラクダに、残りの二人はかなりしつこくされましたが無理矢理徒歩を選択。で、その親父はついてこないで、ガイドという親父とラクダ引きの子供、計二人がついてきます。
ラクダと一緒に裏路地を通って、チケット売り場へ、と思ったらツアー客とは違う入り口へ連れて行かれます。一応、入場チケット(@50EL)は買ったみたいなんですが(後でくれた)、どうやらラクダ用の裏口があるみたいです。正規の入り口は舗装された通路ですが、我々は砂の上を歩いていきます。途中、鉄格子越しにスフィンクスを見ながら、ピラミッドの方へ。ピラミッドの中を見たいなら別料金、と言われます。大きいピラミッド(クフ王)は中で撮影できないが、小さい方なら撮影可と言われたので、そっちには入ってみました。
まあそんなこんなでだらだらと非正規ルートを回りまして、しっかりぼられてきましたとさ。皆さんは真似しないように(笑)。ラクダに乗るにしても、粘り強く交渉すればかなり安くなるみたいなので、よい子のみんなはちゃんと「地球の歩き方」を熟読してから行きましょう。

その後、おみやげ屋とかパピルス博物館とかに頼んでもないのに無理矢理連れて行かれそうになりながら、ハーン・ハリーリへ。ここで遅めの昼食。先日フランスで食べたファラフェルはフランスとはかなり違う形状で、しかもこっちの方が美味しいです。ビールを頼んでいる人がいたので真似して頼んでみたら、ノンアルコールでした(エジプトはイスラムの国なので旅行者以外は飲酒禁止)。
ハーン・ハリーリは地元の人の買う店もありますが、おみやげものを売っています。さるころさんはスカラベ(コガネムシ)のペンダントヘッドを購入。例によって観光客値段なので値切り交渉は必須です。が、さるころさんは慣れないせいか、なかなか値切れず。こつは、こっちも具体的な値段でふっかけることと、一度はあきらめてみせる演技力、といったところでしょうか。店を出た後、さるころさんに「おもちゃのヘビ」売りが声をかけます。最初$10だったのですが、さるころさんはホントに$1しか持ってなかったので(別に買う気もなかったし)、1$と言い続けたところ、$2まで下がったところで決裂して一度は別れました。が、帰りにまた会ったときにまた声をかけてきたので、交渉したら結局$1になりました。たぶん、それでもまだ儲けはあるんですけどね。
16時半ころホテルに戻り、晩飯まで休憩。私は昼寝。

外に出る元気もないよね、ということで夕食はまたもやホテルのレストラン。ブッフェでしたが案外美味しかったです。ビールも出てきたんですが、味はいまいちでした。
その後は部屋に戻って各自出立の準備。24時ころ就寝。

2008.05.03 Saturday 4/27日記(カイロ→ヒースロー→マイアミ→カンクン)

4/27
5時起床、6時出発の予定がチェックアウトに時間がかかって6時20分出発。
エジプトの空港で、ちょっと困ったことが。「地球の歩き方」によると、出国時に高額の電化製品には関税をかけられるという記述を発見したからです。入国時に申請しておけば問題ないそうなのですが、そんなの誰もやってなかったし・・・と思いつつドキドキしながら入国審査。しかし行ってみると関税どころか、ペットボトルの水までフリーパスのゆるさ! ちゃんとチェックしているのか、むしろテロが心配です。と思っていたら、さすが英国航空。ボーディングブリッジで厳しく持ち物チェックをしています。順番が逆のような気が(笑)。ていうか、さっき水買ったばかりだってば。仕方なく半分だけ飲んで捨てました。

5時間後、再びヒースローに。ターミナルを移動して、マイアミ便に乗り換え。今回初のロングフライトです。大西洋を越えながら、ちょうど「ガンダム」ではアムロたちもオデッサ作戦を終えてジャブローに向かうところですよ(笑)。

9時間後、マイアミ到着。ただのトランジットなのですが、入国の用紙を渡されて、入国審査を受けさせられます。テロ対策だと思うのですが、トランジットでも一度入国しした扱いになるみたいです。ということは荷物を受け取って自分で動かさなくてはならないの?と思ったら、そのままゲートに行け、と言われました。仕方なくゲートに向かいチェックイン。夕闇のマイアミを出発し1時間45分でカンクン到着。

入国審査を終えて、さて荷物・・・来てません(笑)。この旅で二回目のロスト、しかも恐ろしいことに3人全員です。開いた口がふさがりません。ロストの手続きを済ませるとすっかり遅くなってしまい(この時点でエジプトで目を覚ましてから24時間以上経ってます)、乗り合いタクシーで本日の宿、カサ吉田に到着したのは22時過ぎ。深夜なので当然鍵がかかっています。チャイムを鳴らしても返事がありません。これはもしかして、ついにこの度初の野宿か!? と本気で焦っていたら、戸が開きました(笑)。
カサ吉田は、日本人の吉田さんがやっている日本人宿で、一人一泊100ペソ(1ペソ=約10円)から泊まれます。基本はドミトリー(相部屋)ですが、我々は貴重品があるため個室をお借りしました。それでも3人部屋で一人110ペソと激安です。
ともあれ、中に入れてもらった我々は、一通り宿の説明を聞いてから、宿の目の前にあるコンビニで飲み物と食料を購入し、シャワーを浴び、ビール(メキシコのビールといえば、日本ではコロナが有名ですが、現地ではSOLというビールの方が一般的なようです)をがーっと飲んで、25時頃気絶するように就寝。 日本ではコロナが有名ですが、現地ではSOLというビールの方が一般的なようです)をがーっと飲んで、25時頃気絶するように就寝。

2008.05.03 Saturday 4/28日記(カンクン)

4/28
さすがに全員疲れていたため、ちょっと遅めの8時起床。今日はこの旅始まって以来、初のオフ日です。が、荷物が届いてないので、洗濯することすらままならず。せっかく時間もたっぷりある上に、洗濯機が使えるのに。。。orz
9時過ぎ出動。とりあえず、観光客向けの市場へ向かいます。途中で明日行くチチェン・イッツァー遺跡のツアーの予約。最初55米ドル(メキシコは米ドルがほぼ使えます。お釣りはペソで返ってきますが)と言っていたのを45ドルまで値切り成功。さるころさんも値切りの腕が上がってきました。

写真は歩いている途中で見つけたちょっと嫌な車


その後はおみやげを購入。私は着替え用のTシャツを購入するついでに、子供用のTシャツも購入(3枚で100ペソ)。さらにコロナロゴのTシャツ(100ペソ)。さるころさんはワンピースなど購入。
帰りに宿で聞いたおすすめの店で昼食。メキシカングリル(焼いた肉を野菜などと一緒にタコスに巻いて食べる)を食べたのですが、これが美味しい! この旅で初めて「美味しいお肉」を食べた気がします。3人でもりもり食べました。暑いのでビールも進みます(笑)。

すっかり満足した私たちは、荷物を置くために一度宿に戻りました。すると、スーツケースが届いていましたよ!

・・・私のスーツケース以外は。。。orz

なんでやねん!!

ついてきたタグを見ると、ロスト率世界一位との呼び声高いヒースローで積み残しに遭ったようです。私はてっきり、マイアミの方だと思っていたのですが、ヒースローの悪名は本当だったようですね。

そして、カンクンに来たのに海に行かない手はないでしょう、ということで、路線バス(@65ペソ)に乗って海へ行くことに。我々は市街地(ダウンタウン)に泊まっているのですが、いわゆるリゾートホテルが固まっている地域はちょっと離れているのです。ビーチはほとんどホテルに埋め尽くされているのですが、二カ所ほど、一般の人でも入れるところがあって(ていうか、プライベートビーチ自体は一つもないそうなので、そこからホテルの前のビーチに進入しても怒られません)、そこから海へ。

うおー、青い!!すげえ青い!!

噂に聞いてはいましたが、リアルに見てみるとこんなにも青いものかとびっくりです。ですが「けれど〜僕には着替ーえがーないー」のです。パンツ一丁で飛び込もうにも、替えのパンツすら。。。というわけで足だけじゃぶじゃぶ。
この日たまたまなのかどうかわかりませんが、波がかなり荒かったので、そのうち山本さんが上半身まで濡れてしまい、そのままダイブしたのを見て、我慢できなくなってやっぱりパンツ一丁で私もダイブ。そしてさるころさんもダイブ。わっはっはっは、気持ちいい!!
その後、小一時間かけてパンツを乾かして、再びバスで帰還。近所のスーパーで食材を買ってきて、夜はさるころさんの手料理。その間、荷物返った組は洗濯を。私はTシャツのみ洗濯。しかしこれが悲劇を生むことに・・・私はエジプトで3$で買ったオレンジ色の安いTシャツを来ていたのですが、これが激しく色落ちし、お二方の衣類をばっちり黄色く染め上げてしまったのです。これにより、山本さんの白いポロシャツ、さるころさんの水着などが撃沈してしまいました。。。すみません(汗)。
晩飯は牛肉をただ焼いたものと、ほうれん草と卵の炒め物、主食代わりのインスタントラーメンでした。道具があまりちゃんと揃っていないので苦戦していたさるころさんでしたが、とても美味しかったです。
食後、片付けなどをしているところへ、やっと私の荷物が返ってきました。なんかビニールテープがべたべた付いてましたが。

写真 買い物していてスーパーで発見したケーキ

2008.05.03 Saturday 4/29日記(カンクン)

4/29
6時起床。昨日買っておいた朝ご飯を食べて7時前に出動。チチェン・イツァーへのツアーの待ち合わせ場所に到着。7時15分に予定通り出発。ちょっと大きめのバンが来たので、これに今日一日乗りっぱなしは結構つらいなー、と思っていたら、別の場所で降ろされて、32番のバスに乗れと言われました。どうやら受付業者と実行業者が別れているみたいです。というわけで快適な観光バスで8時過ぎに出発。遺跡までは3時間くらいかかるのですが、それまではひたすらジャングルのような中を走ります。カンクンは前は海、後ろはジャングルで、主要な道は二本しかない「陸の孤島」なんだそうで、そのため治安もいいんだそうです(逃げようがないから)。

バスの中で、延々とガイドのおっちゃんが何か言っているのですが、もちろん聞き取れないので、ひたすら寝ていたら、セノーテに降ろされました。セノーテというのは、鍾乳洞にたまった水がプール場になっているところで、水の透明度が世界一高いそうです。日本のテレビでもやっていたそうですが。私たちは前日の値切り交渉でうっかり「ここはいらないから安くしろ」と言ってしまったのですが、普通に連れてこられたので普通に中に入りました。ここに来るのを知っている参加者は全員水着着用で飛び込んでいます。今回の旅で「水担当」の私が入らないわけには行きますまい(笑)。というわけで、売店で海パンを購入(180ペソ)、レンタルタオル(確か50ペソ)も借りて、飛び込んできましたよ。わっはっは。

続いて昼食のブッフェへ。料理もそこそこ美味しかったのですが、デザートに出ていたゼリーの味がショッキング!でした。昔、私が小学校低学年の頃に駄菓子屋で食べた安いゼリー(直径5mmくらいのチューブをちゅーちゅー吸うやつ)の、まさにあの味だったのです。あの、何かのフルーツを模していながら(パッションフルーツ系?)、決してどのフルーツにも似ていないケミカルなあの味!文字で書いてどれだけ伝わるかわかりませんが、そりゃあもう私と山本さんは衝撃の味でした。30数年ぶりにこんなところで再会しようとは。

ちなみに黄色はまあまあの昭和度。緑はいまいちでした。
一人でもりもりゼリーを食べて(笑)、再びバスへ。

ようやくメインイベントのチチェン・イツァーです。いわゆるマヤ文明の遺跡で、巨大なピラミッドや球技場の跡などが、とても広い範囲にわたって広がっています。さるころさんは公園っぽい雰囲気のためか、 あまりぐっととこない様子。ガイドの説明も英語で半分以上聞き取れないので、付いていきながらも割と勝手に見て回ったり、写真を撮って回ったり。途中で雨が降り出したので焦りました。一通り見た後は自由行動に。場内に山ほどいる土産物屋を冷やかしに。私はあまり買うつもりではなかったのですが、石でできた卵状の置物と(30ペソ)と石の亀(30ペソ)と石の鳥(10ペソ)を購入。さるころさんはペンダントや石の小さなピラミッドなど。

16時現地出発。今度はそのままバスで各ホテルを回って、ダウンタウン組が最後になり、19時過ぎに下車。宿に戻って精算等を済ませて、外食後、荷造りをして余ったビールを飲んで24時ころに就寝。

2008.05.04 Sunday 4/30日記(カンクン→ダラス→ラスベガス)

4/30
午前4時起床。準備をして、5時出発。前日に頼んであったタクシーに乗りカンクン国際空港へ。朝からカウンターが長蛇の列、マイアミ便とダラス便が重なっているみたいです。並んでいると、我々の後ろの方にJTBの日本人ツアーの方々が到着。連れてきたのは、「カサ吉田」のご主人でした(笑)。ツアーの現地ガイドが本職の方なのです。
1時間かかってチェックイン。カウンターで「重量オーバー」だと言われてしまいました。このままでは51ドルのオーバーチャージを取られてしまいます。いやーん。しかし、吉田さんのアドバイスで持ち込み手荷物が増えても問題ないことを教えてもらったので、ハードディスクとDVD-Rを手荷物にすることでクリア。しかし方がちぎれそうです(泣)。
出国審査を済ませて、残りペソを消費するために朝からビール(笑)。その店が客に無料で無線LANを解放していたので、短時間でささっとメールチェック&ブログ更新。7時35分カンクン発。iPodで見続けていた「機動戦士ガンダム」がいよいよラスト。感動しました。アメリカン航空は(多分)経費節減で、短距離区間は機内食を出さない模様。飲み物は一応出ますが、アルコールは有料。350缶ビール5ドルって高杉。
約3時間でダラス到着。二回目のアメリカ入国審査を受けて、荷物を受け取り、別のターミナルへ移動。チェックイン後、食事。アメリカといえばファストフード、ということでこの旅初のハンバーガーをウエンディーズで。やはり慣れ親しんだ味はウマーです。
13時05分ダラス発。今度は機内で、以前1クールまで見ていた「エウレカ7」の続きを見る。私はどこの引きこもりですか?(笑)
ラスベガス着、タクシーでMGMグランドホテルへ。ここはラスベガスでも最大級に、アホみたいにでかいホテルです。案内されたフロアの廊下の端があまりに遠くて見えません(笑)。いや、ホントに。
一段落してから、さるころさんと館内を探検に。疲れもあってか、なかなかテンションあがらず、スタバで休憩(ここの館内だけでスタバが3箇所もあります)
晩飯は、いろいろ見て回った挙げ句に結局無難なブッフェに決定。一人約25ドル。確かにかなりたくさんの種類の料理があります。肉系(ローストビーフとか、BBQとか)はまあまあですが、それ以外はフツーかそれ以下。カリフォルニアロールの寿司は最悪。「おっ白米」と思って日本人が手を出していたみたいですが、みんな撃沈(笑)。味もひどいけど、きんきんに冷やした挙げ句ぱっさぱさに乾燥したしゃりが食べられたものではありません。意外とまともだったのはカニ足。私は1本しか食べませんでしたが(面倒なので)山のように食べているテーブルもありました。
その後は部屋に戻って、早朝出発に備えてパッキングして早めに就寝。

写真 カンクン空港のトイレの手洗い場。シンクがないすっきりデザイン

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