5/3+5/4
8時起床。荷造りしたり、だらだらしたりして10時チェックアウト。タクシーで空港へ。
この日の山場はロスでの乗り換え。国内線→国際線の乗り換えにもかかわらず、ほぼ2時間。ロスの空港はかなり大きいので、万一移動をミスったりした場合、致命傷になるかもしれません。とりあえずチェックインしてみると、スーツケースのタグシールはイースター島までのものが付きました。カウンターのおばちゃんも「途中でピックアップしなくても大丈夫」と言ってくれましたし、乗り換え分すべてのチェックインもやってくれたので、まずは一安心(チェックインさえ済ませておけば、飛行機はぎりぎりまで待ってくれるので)です。
チェックインを済ませて、空港のバーガーキングで朝食兼昼食。15年前にアメリカに来たときは「大きすぎて食べきれない」という印象でしたが、現在は普通に大きいという程度ですね。
ラスベガス→ロサンゼルス便はかなり小さい機体でした。ロスの空港に着いたら歩いて建物まで行きましたし、荷物は建物に行くまでの間の通路に置いてあってそれを自分でピックアップしてました。どうも長距離移動で使う人は少ないという設定の路線のようです。
ロスの空港で、まずは国内線から国際線への移動です。internationalの乗り換えの表示が見あたらず、動きながら人に聞きつつ、少しずつ進んでいきます。荷物はピックアップしなくてもいいことを確認しつつ、ターミナルの出口まで来ると外に出なさいと言われ、出てみると国際線ターミナルは隣で、徒歩での移動でした。ヒースローやダラスの様にターミナルが離れていて電車かバスでの移動を想像していたので拍子抜けです。国際線ターミナルに到着しても、出国審査は特になく、あっという間にゲートに到着してしまいむしろ時間が余ってしまいました。
チリへはラン航空での移動です。機内は広くて心なしか席の間隔もちょっと広いかも。液晶モニタの画面や機内誌のちょっとしたデザインがちょいとおしゃれでさるころさんが感心しています。
今回は南北の移動なので時差はほとんどありませんが、さすがに移動距離は長く、約10時間のフライト。機内のお供は最初はさるころさんが持ってきた「水曜どうでしょう」。その後は「エウレカ7」第二クール。鬱々とした展開で気が滅入ってきました。
ラン航空の機内で日付が変わりました。何気に今回初の機中泊です。インド→ヘルシンキがそれに近かったのですが、フライトは0時を過ぎていたので、厳密には今回が初めてです。
サンチアゴには早朝6時頃到着。今度は国際線→国内線の乗り換えです、同じラン航空なので、逆に荷物のピックアップはないものと思っていたのに、空港のおばちゃんに呼び止められて荷物をピックアップしろと言われたのでバゲージクレームに行ってみると確かに回ってきました。危ない危ない。
日の出を見ながらイースター島行きの便に搭乗。イースター島までは実はかなり遠くて、5時間40分のフライトです。しかも結構人気路線で、今回予約を入れるのに一番苦労した路線でもあります。機体もロスからの便と同じ、かなり大きい機体です。ゴールデンウィークと言うこともあってか日本人の姿もちらほら。
時差もあって午前中にイースター島着。サンチアゴにもここにも、バゲージクレームに犬がいます。多分麻薬捜査犬だと思います。南米だけに麻薬の移動が多いのでしょう、持ち込まれる荷物にも敏感なようです。
イースター島の空港にはホテルの客引きが多いと聞いていたので、あえて予約を入れずに現地交渉にしてみました。さるころさんもがんばりましたが、やはり交渉ごとは苦手のようで、やや及び腰。それでもなんとか、別の日本人がそこに決めたのを見たからか、ある一軒の宿に決定。ところが、空港を出たところでその人たち(大阪の上島さんご夫妻。これまた新婚旅行)に聞いてみたところ、値段交渉して私たちよりかなり安い値段で決まったことが発覚。料金交渉するという選択肢が抜けていたさるころさんがへこんでしまいました(苦笑)。とりあえず宿に移動し、私も出馬して再度の値下げ交渉。すったもんだの挙げ句に何とか下げてもらいましたとさ。
というわけで、ちょっと一休みしてから、町歩きをぶらぶらと。夜に行く予定の店を探しつつ(ネットの情報がすごく曖昧でかなり迷いました)買い物したり(日曜なので店が少ししか開いてません)お茶したり、お茶しながらさるころさんとケンカしたり(笑)。いやたいした内容じゃないので大丈夫ですヨ。
土産物屋をひやかしつつ宿に戻り、少し休んでから夕食へ。お店はさるころさんの情報により、日本食の「居酒屋甲太郎」へ。ここは大阪で12年修行したというフランシスコザビエルさん(本当)がやっているお店で、無線ランが使い放題(笑)。名物は「モアイ寿司」ということで行かない手はありますまい。
行ってみると、狭い店内には結構人が入っていて、我々が最後のテーブルを占領した後もお客が来て、相席になっているところもありました。注文してからしばらくして、同宿の上島さんご夫妻も合流。
イースター島はトロが美味いという話を聞いていたのですが、残念ながらトロはありませんでした。というか魚系が少ないみたいで(日曜だから?)仕方ないので天ぷらや豚しょうが焼き定食なども注文。
お店はザビエルさんが一人で切り盛りしているみたいで、奥の厨房でものすごい勢いで動いているのが見えます。やや時間が経ってから、注文の品々が登場。モアイ寿司は、寿司でモアイをかたどった寿司でした(笑)。
定食もそこそこ。何より「ご飯がちゃんと日本の白ご飯」だと言うだけでもありがたいです。味噌汁はネギがちょっと辛かったけどちゃんとだしも取ってありました。ただ、具がネギだけでしたが(苦笑)。お寿司も天ぷらもおいしかったですよ。
ちなみに料金は全体的に高めです。これはこのお店だけではなく、他のレストランも同じなので、多分離島だけに食材の入手が難しいのでしょう。
22時くらいまで食べて、歩いて宿に戻り、寝落ちしながらデータ保存などして25時頃就寝。
写真 サンチアゴの空港で見た残念な漢字
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