日時 2010年2月7日(日)
開催場所 ネイキッドロフト
『侍戦隊シンケンジャー』

この度は作品を応援頂きまして、誠に有難うございました。
スタッフ・キャスト、それぞれの次回作につきましても、
引き続きの応援を、何卒、宜しくお願い申し上げます。

プロデューサー 宇都宮孝明



チームの中に「殿と家臣」という身分差を入れて、その上で深い絆が築かれていく様を描いた本作品。
仕えてくれている「侍」たちの前では常に「殿」であり続けた丈瑠がその役目を降ろされた時、自分には何もないとつぶやく姿に、本来の彼が初めて垣間見えて涙しました。そして、何もないなんて言うなよ、とうったえる源太の姿にも涙です!【渡辺由美子】

特撮の当たり年だった2009年。ひときわ目を引いたのが『侍戦隊シンケンジャー』でした。戦隊の様式美をきちんと踏まえながら、殿(レッド)対ブルー、ピンク……など、それぞれの“関係性”を非常に丁寧に描いていて、とてもガールズサイドな作品だったと思います。本来、平等の戦隊チームに「主従関係」が入ることで、こんなドラマが生まれるとは。最終回終了後、完全に「びっくりするほど何もない」状態になるほど、夢中にさせてくださり、ありがとうございました!【両角織江】

 
 

◆倉田真澄賞◆
マンガ家『遙々アルク』

何だかよくわからないのですが、とりあえずありがとうございます。

遙々アルク

 



「いろんな意味で、可能性をもった作家さんだと思います。絵はかなり個性的で賛否あると思います。しかし、繊細すぎる、やっかいすぎる、その人間関係の心の絡み、広がったストーリーの綺麗なまとめ方には、どの作品も驚きました。私は勝手に『BL界の柳沢きみお』を見つけた!と、大ファンになりました。ますますのご活躍を楽しみにしております」【倉田真澄】

 
 
◆渡辺由美子賞◆
TVアニメ『ミラクル☆トレイン〜大江戸線へようこそ〜』

この度は日本オタク大賞2009ガールズサイド、
審査員賞をいただき、有難う御座います
この作品のどの辺りが評価されたのか謎ですが、
個人的には酔狂極まりない企画・作品であったと思っておりますので
その辺りが伝わったのであれば幸いです
スタッフの苦労も報われます 本当に有難う御座いました

『ミラクル☆トレイン〜大江戸線へようこそ〜』監督 カサヰケンイチ










(c)Miracle Train Project/「ミラクル☆トレイン」製作委員会



私にとっての「ミラクル☆トレイン」の魅力は、「イケメン」と「鉄道」、「ファンタジー」と「現実」といった、本来は遠い者同士を“繋いだ”ことでした。
現実にある大江戸線の駅がリアルに描かれていたことで、淑女の悩みを解決してくれる素敵メンズがいるというファンタジーが、あたかも本当にあるかのような夢に浸ることができました。
「駅」たちは、女性に優しいホストでもある一方で、「任務遂行」という駅本来の役目も担っていて、女性のドリームと男性的メンタリティがうまくブレンドされていたと思います。
第1話で女の子が六本木さんに、どうして私に優しくしてくれるの? と聞いたとき、六本木さんが「……駅、だから」と答えたところでツボりました。「君が好きだから」じゃないんだ……! 任務遂行こそ男子の本領発揮! 私は任務遂行型の男子が大好きです!【渡辺由美子】

 
 
◆両角織江賞◆
ミュージカル『忍たま乱太郎』

日本オタク大賞 審査員賞・両角織江賞をありがとうございました。
歴史ある作品の新しい形をキャスト・スタッフみんなで作り上げ、
そして沢山のファンの方に育てていただきました。
今後も続けられるよう、引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。

ミュージカル「忍たま乱太郎」製作委員会









(c)ミュージカル「忍たま乱太郎」製作委員会(東京ドーム、映人、総合ビジョン)
(c)NHK・尼子騒兵衛・総合ビジョン



2010年頭の作品ですが、昨年の発表時から話題となり、「このキャラをこのヒトが!?」という告知も含めて楽しませてもらったので、2009年作品として選びました。アニメ『忍たま乱太郎』ファンのツボを抑えたシナリオに、1年は組の3人も含めた男子キャストたちのチーム感あふれる雰囲気が加わり……気がつけば3次元の俳優さんたちが『忍たまキャラ』にしか見えなくなるという不思議。アニメ原作のミュージカルとして、とても理想的な形を見せてもらった気がします。【両角織江】

 
 
 
主催:オタク大賞実行委員会  
 
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